@article{oai:yamazaki-u.repo.nii.ac.jp:02000008, author = {小黒(岡野)美枝子}, issue = {5}, journal = {動物研究, Studies in Animals}, month = {Mar}, note = {毛色は外観から容易に判別できる遺伝的形質である。毛色は色素細胞において産生する2種類のメラニン色素、ユーメラニンとフェオメラニンにより作られる。ユーメラニンは黒/茶色を、フェオメラニンは赤/黄色を成す。毛色には100以上の遺伝子が関与することが示されている。なかでもメラノコルチン1型受容体(MC1R)はよく研究され、その受容体をコードするMC1R遺伝子は毛色を決める関連遺伝子として重要な役割をもつ。また、MC1R遺伝子遺伝子変異による毛色と生理機能の関連や、MC1R遺伝子多型に隠された家畜化の過程と毛色の関係も示されている。 本稿では、歴史的にさまざまな動物種を取り上げ研究されてきたMC1Rに注目し、哺乳動物における毛色とMC1R遺伝子の変異との関係について最近の知見を解説する。特に具体的にMC1R遺伝子変異箇所と多様な毛色の関係について、愛玩動物(イヌ、ネコ、ウサギ、ウマ)、畜産動物(ウシ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、アカキツネ、トナカイ)、野生動物(ホッキョクキツネ、ネコ科の動物のジャガーやじゃがらんでぃ、ポケットマウス)を紹介する。}, pages = {1--23}, title = {哺乳動物の毛色に関連するメラノコルチン1型受容体遺伝子の多様性-イヌ、ネコ、ウサギ、ウマ、ブタ、ウシ、ヒツジ、ヤギ、キツネ、トナカイ、ジャガー、ジャガランディ、ポケットマウス-}, year = {2023} }